希望条件には優先順位を

希望条件には優先順位を

一目惚れは危ない

転職サイトなどでめぼしい転職先はないかと探していると、急に凄く良いところだと思える会社を見つけることがあります。しかしそれが一目惚れに近いのであれば冷静になって考え直しをしましょう。普段の買い物で買う前は凄く良い品物だと思ったのに、買って家に帰ってみたらそれほどでもなかったという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。転職先探しもこれと同じで、人間どうしても一目惚れだと冷静さをなくしてしまい誤った判断をしてしまいがちです。
そのため、良さそうな企業があった時は安易にそこにしようと決めず、本当にそこは良い会社なのかどうかを見極めるための判断基準に照らし合わせて評価をする必要があります。

漏れのない判断基準を持つ

転職先として本当に望ましい会社か否かを見極めるための判断基準は複数持ちましょう。一つの判断基準、例えば好きな仕事ができるかどうかだけで良い会社かどうか見極めることはできません。好きな仕事ができても、給与や福利厚生、勤務時間、社長や上司の人柄など他の要素で不満があると継続して仕事ができなくなる可能性があります。
特に漏れを作らないように注意しましょう。ありがちな失敗例は、現職の職場で満たされている内容については当然のことだと認識してしまい転職先を評価する際に意識しないというものです。例えば今の勤務先の仕事内容に不満があるが人間関係は良好という場合、多くの人は転職先に仕事内容の満足のみを求めてしまいます。しかし仕事内容が満足できても人間関係が極めて悪い職場であれば勤務を継続することが難しくなるかもしれません。

判断基準の参考例

判断基準をどのような内容にするのか、またその中の優先順位をどうつけるのかは個人の問題になります。ただ、ここで取り上げるような内容は基本的にチェックした方が良いでしょう。
①まず雇用形態は確認しましょう。正社員か契約社員か、契約社員だとしても正社員になることができるのか、などの違いは今後のキャリアを考える上で重要です。
②職種や具体的な仕事内容も重要です。ただし、やりたい業務とできる業務の切り分けは自分の中で明確にしておきましょう。
③給与金額や報酬制度などもチェックしましょう。また自分が望ましいと思う生活を送るために、どの程度の所得が必要なのかも考えておくと良いでしょう。
④勤務エリアや通勤時間もプライベートな観点から見て問題ないか考えましょう。一人暮らしであれば引越しという手もありますが、実家住まいであったり育児や介護、配偶者の勤務エリアとの兼ね合いなどで融通を効かせることが難しい場合もあります。
⑤勤務時間や休日日数も重要です。若いうちは多少の無理も効きますが年齢を重ねるごとに無理が効かなくなってきます。
⑥経営ビジョンや事業戦略もその会社の将来性に直結します。また相性の問題もありますのでよくチェックしましょう。
⑦職場環境や企業規模、人間関係なども相性の良し悪しが出る部分です。

20代の転職なら仕事内容を重視して

ただ会社を選ぶための判断基準を全てを満たす会社に出会うことは難しいでしょう。そこで自分なりに優先順位をつけて会社の見極めに役立てることが大切です。特に20代の転職であれば専門的な業務経験がまだまだ不足しているはずです。転職の理由が自分のしたい仕事に就くためなのであれば、経験を積むためにも給与や雇用形態以上に仕事内容を重視した方が良いかもしれません。

更新日:2016.3.14
転職するなら今でしょ! 転職するなら今でしょ!

管理人は20代の頃から何度も何度も転職を繰り返してきました。そうした経験から特に20代の転職は早ければ早いほど有利であることや、環境を変えることで視野が広がり自分の志望分野の見極めにも役立ち、良いキャリア形成につながることを実感してきました。それらの経験を提供するためにこのサイトの運営をしています。何かお問い合わせがあればこちらのリンクからご連絡ください。

PV数No.1!

ボーナス支給後もアリ

転職をする際に、ボーナスを貰った後で今の職場を辞めたいけれどもそれでは角が立たないかと悩まれる方は多いのではないでしょうか。確かに全ての転職のケースでボーナスの支給直後の転職が上手くいくわけではありません。しかし、ある程度のコツを押さえて上手く立ち振る舞うことで、ボーナス支給直後に転職をすることも可能です。ただし、新しい転職先に迷惑をかけるようなことは無いよう気をつけましょう。

READ MORE